バンコクに非常事態宣言
早く帰るつもりだったが、午後10時近くまでかかって書類を1枚仕上げた。
とりあえず、メールで配信するつもりで、OUTLOOKの送信ボタンを押す。
どういう訳かインターネットへの接続が出来ずに送れなかった。
そのままPCの電源を落として帰宅するのももったいないと思い、電源を入れたまま事務所をでる事にした。
そうしておけば、インターネットが復活した時点でメールが送信され、受け取った人は遅くまで仕事をしていたと誤解してくれるであろう。
そんな風にのんきに車に乗って、とりあえずラーメン屋に入ってもらう。
夕食を食べ終えて再び車に乗ると午後11時を回るころだった。
携帯に電話が入る。
「タイでクーデターが発生したらしいので、外出しないように・・・」という会社からの通達だった。
アパートの部屋に帰ってからすぐにインターネットで状況を調べようとしたところ、それらしい情報が見つかった。
もっと情報が知りたくなったので、知り合いのタイ人に尋ねてみる。
「クーデターって本当?」「TVで報道していない?」「何か知っている?」と聞いてみたが、何も知らない様子だった。
ただし、TVが通常の番組を中止し、音楽とタイ語によるメッセージを流し続けている、とだけ知っていた。
「(通常放送していないので)TVがおかしい」と不満そうに言っていたが、それがどうしてなのかを知ろうとはしていなかった。
仕方なく、インターネットによる情報収集を続けているが、日本語で紹介されているサイトでは「クーデターか、テレビ全局が通常放送停止」という程度で、あまり詳しい報道は無いようだった。
更にタイ語新聞のサイトを見てみたが、これは無謀だった。
ゆっくり読んで何とか判るのは現・暫定首相の名前、ニックネーム、くらいである。
内容についてはまったく判らない。
すると、またしても携帯電話が鳴ったが、他の会社の日本人駐在員から既に知っている内容を知らせる電話だった。
その当人とは明日の朝、打ち合わせのために事務所まで来てもらう約束になっている。
「不可抗力で打ち合わせをキャンセルするなら電話をかけてくれ」、そう言って電話を切った。
(・・・なんとも物騒になってきた)
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